1-5月オススメ ドライシーズン・野鳥観察ツアー

難易度 ☆☆
特にオススメの月 3-5月
*多少森の中を歩くツアーになりますが、野鳥写真ツアーや、ほぼ歩かないツアーをご希望の方は是非ご相談下さい。
コスタリカでは乾季(ドライシーズン)と雨季(ウェットシーズン)があると良くお聞きになると思います。実はこれは、太平洋側の気候です。1-4月は太平洋側が安定した気候で雨は殆ど降りません。この時期に殆どの野鳥が繁殖をします。5月に関しては、まだ雨は少なく雛が大きくなる時期で飛び立つ前になるので親鳥は忙しく餌を探します。オスとメスが交互に巣に戻ってくるので両方を観察することが可能です。舞子の様な踊りをするマイコドリは4-6月に求愛ダンスをします。弊社では現地の会社だから知る隠れスポットにご案内します。現地ガイドが毎日野鳥の行動をレポートしますので新着情報次第で臨機応変に訪問先の変更をすることもありますが、皆様が来られた日のベストの場所をご案内する自信がございます。コスタリカでは930種の野鳥がおり250-300種の観察を狙います。この種を是非、という特別なリクエストもお待ちしております。
訪れたい場所
ケツァールの聖地
サンホセから1時間30分程度南西に山道をドライブするとケツァールの生息する聖地、ドタやセロ・デ・ラ・ムエルテへ到着します。ケツァールはグアテマラの国鳥で、赤い腹、緑の長い飾り尾が特徴です。手塚治虫さんの“火の鳥”のモデルにもなった野鳥です。世界一美しいとも言われる神秘的なこの野鳥が95%以上の確率で観察出来ます。ケツァール以外にも高山に生息しているハチドリ、特にヒノドハチドリ、オナガレンジャクモドキなど美しい野鳥が多く観察出来ます。
カララ国立公園とタルコレスボートツアー
太平洋側に位置する、海に近い国立公園です。この森は生態系ではとても重要で熱帯乾燥林、熱帯雨林の混合した森です。アクセスしやすいこの国立公園には世界中からバーダーが集まります。色鮮やかなコンゴウインコの巣も観察し易い場所です。ヒメキヌバネドリ、ミドリキヌバネドリ、パナマハグロキヌバネドリなどのキヌバネドリ科やオレンジマイコドリ、キモモマイコドリも生息しています。何時間いても飽きないとっておきの森です。ボートツアーではグンカンドリ、ベニヘラサギなどの水鳥も観察できます。
サンラモン
標高1000-1350メートル前後に位置し、熱帯雲霧林も有しています。この森にはリトルアボガドというケツァールの主食になっている木が多くあり、3-6月はケツァールも観察できます。有名な熱帯雲霧林の観光地モンテベルデと同じだけ野鳥が生息しています。特徴は数キロ移動すると生態系が変わり、フウキンチョウ、マイコドリなども多く生息しているところです。観光客の多くない環境なので、ケツァール、ヒゲドリ、猛禽類など普段中々観察できない野鳥を狙うことができます。弊社ではこちらの地元のエコ・ツーリズムに力を入れています。弊社のエコ・プロジェクトでもマイコドリの森を保護しています。皆さんにご紹介したいスポットです!
ボカ・タパーダ
ニカラグアの国境に近いコスタリカ北部に位置します。驚くほどの環境で野鳥が目の前に飛んできます。この時期でしたら近距離でサンショクキムネオオハシ、クリハシオオハシが迎えてくれるでしょう。絶滅危惧種のヒワコンゴウインコや迫力のあるトキイロコンドルも観察できます。色のとても綺麗なヒワミツドリ、モモアカミツドリをはじめ多くのミツドリが飛び交い、水際には小魚をじっと待つサギ類やヤマセミも多くいます。特に写真を撮られる方は外せないスポットです。
サラピキ
カリブ海側に生息する野鳥が多く、野鳥の楽園とも言われる場所です。300種程度の野鳥を観察することが出来ます。サンホセから90キロメートルと移動もしやすく、ハチクイモドキ、タイランチョウ、フウキンチョウ、フクロウ類などが期待出来るスポットです。
※以下は当社で人気のプランの一例です。
1日目 | コスタリカ到着 空港でお迎え、サンホセ市内ホテルまたは空港近くのホテルへご案内します。 | サンホセ周辺泊 |
2日目 | 朝サンホセ出発、ケツァールの聖地へ移動します。(陸路1.5時間) 幻の鳥、ケツァールの観察をお楽しみください。 (3-4月は営巣でベストシーズンです) 昼食はハチドリを眺めながらパライソ・ケツァールロッジでお召し上がり下さい。 ロッジの熱帯雲霧林のトレイルでのショート・ウォークも可能です。 午後もロッジ周辺の森でケツァールに加えフウキンチョウ、ツグミ、キツツキ類、固有種のオナガレンジャクモドキ、ウスズミハナサシミツドリなどを探します。 | サンホセ周辺泊 |
3日目 | 早朝移動(陸路1時間) カララ国立公園での野鳥観察をします。 午前中の少し涼しい時間を狙って公園内に入ります。乾季の時期には公園内に流れる小川にオウギタイランチョウ、川の周りにあるイチジク科の木にはオレンジマイコドリなどもやってきます。また公園内の高い木の上にはコンゴウインコが巣を作ります。 タルコレス川へ移動(15分程度) 昼食後ボートツアーで太平洋とマングローブの川をクルーズします。 ボートの周りにはアマツバメが飛びます。川には多くの水鳥が生息しています。川沿いの木にはミサゴなども餌を求めてやってきます。青空をコンゴウインコが渡り、グンカンドリも飛び交います。マングローブの生息地帯ではヒロハシサギやベニヘラサギも見られます。 サンラモンへ移動(陸路2.5時間程度) 移動途中でフクロウスポットに寄りフクロウ観察もします。 | サンラモン市内泊 |
4日目 | 朝からサンラモンのお勧めスポットで野鳥観察。 ケツァールやその他の熱帯雲霧林の野鳥を探します。 特にキバシミドリチュウハシやエダハシゴシキドリ、ズアカゴシキドリ、アオボウシミドリフウキンチョウなどこのスポットならではの野鳥を探します。ケツァールやヒゲドリは3-6月に観察率が高くなります。 午後はニカラグアの国境付近の野鳥観察スポット、ボカタパーダへ移動します。(陸路3.5時間程度) ホテルに到着後はロッジの餌台にやってくる様々な野鳥をお楽しみください。 夕食後、ご希望の場合はナイトツアーでフクロウなどの野鳥の観察も可能です。 | ボカ・タパーダ泊 |
5日目 | 早朝から野鳥観察。 野鳥の声で目が覚めます。キモモマイコドリなどがいる森をウォーキングすることも可能です。 朝食はホテルに戻り、休憩後さらに野鳥観察へ。 トキイロコンドルやヒワコンゴウインコなどを探します。 夕方ホテルに戻りロッジの餌台で野鳥観察をお楽しみ下さい。 | ボカ・タパーダ泊 |
6日目 | サラピキへ移動。 途中も野鳥を探しながら移動します。 サラピキではボートツアーで水鳥を観察します。 特に運が良いとアカハラサギ、アオアシトキなども観察することが出来ます。 | サラピキ周辺泊 |
7日目 | サラピキで野鳥の楽園と言われる、ラ・セルバへ移動します。 早朝のツアーをお楽しみ下さい。まだ旅で見られていない珍しい野鳥も観察できるかもしれません。 昼食後、グアピレスのお勧めスポットに寄ります。 ゆっくり野鳥観察をお楽しみください。 サンホセへ移動。 | サンホセ市内または空港付近泊 |
8日目 | フライトのお時間に合わせて空港へお送りします。 フライトの3-2.5時間前のチェックインをお勧めします。 ご出国 |
