中央地帯の観光スポット

ラ・フォルトゥーナ

アレナル火山国立公園の観光拠点になるラ・フォルトゥーナ。1968年のアレナル火山の対噴火の際に火山の東に位置するこのラ・フォルトゥーナは大被害を受けなかったことからスペイン語で、幸運という意味の名前が付いています。アクセスが便利で、アレナル火山周辺では乗馬、キャノピー、キャノイング、火山から流れ出る世界でも5本の指に入るというタバコン温泉を代表とするスパにも訪問可能です。ナマケモノやオオハシなども多く生息し、自然観察にもお勧めのスポットです。  

アレナル火山国立公園             

標高1633メートルのコスタリカを代表する火山、その姿はほぼ完璧な円錐形でどこか富士山を思い出す景色です。国立公園は火山噴火から自然に再生しており、国立公園内でも森林多様性でより森の密度が高い場所や開けている箇所など変化があります。この国立公園とその周辺では全コスタリカの野鳥の53%が生息していると言われ、早朝は特に野鳥のパラダイスです。国立公園を歩くと良く美しい黄色のマツゲハブも見つけることが出来ます。天候が良いとアレナル火山の全貌を見学することが出来ます。また大噴火の後、国の政策で作られたアレナル湖(ダム)も見学することが出来ます。国立公園内には山ビューポイントと湖の周辺にあるトレイルとあり、組み合わせることも可能です。トレッキングにも最適です。

サラピキ

サラピキはサンホセからも1.5時間で移動可能なアクセスの良い中央山脈のカリブ海側の盆地地帯です。中央山脈にあるポアス火山周辺から北に向かって流れ、ニカラグアの国境のサンフアン川近くまで続くサラピキ川周辺。この川は1856年の国民戦争武器、兵士、物品を輸送するのに不可欠な川で国定史跡に指定されています。立地条件から土壌も良く多くの作物が育ち、最近では黒胡椒栽培やオーガニック パイナップルやバナナ栽培にも注目が集まっています。サラピキは生物回廊で重要な位置で固有種や絶滅危惧種も多い場所です。野鳥はコスタリカで一時期100つがいを切ったと言われているヒワコンゴウインコなどコスタリカに生息する半数以上の野鳥の種が観察されています。熱帯研究所のラ・セルバ自然保護区には世界中から生物学者、気象気候学者が集まり様々な研究がされています。大型の動物ではジャガーやピューマも観察されています。また小さい森の宝石とも言われるシロヘラコウモリも観察することが出来ます。川の周辺にはカエルの種類も多く代表的なアカメアマガエル、イチゴヤドクガエルからマダラヤドクガエル、ガラスガエルなど本当に多くの生物を観察出来ます。自然観察だけではなくラフティングや乗馬などのアドベンチャーも楽しめ飽きない時間が過ごせます。


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